iPhoneの「“このWebサイトは安全ではありません”と表示される!」を解決しました

店長

こんにちは!デジタルライフサポート西川口の店長です。
当教室では、スマホやパソコンのお困りごとをピンポイントでサポートしています。今回は、iPhoneのSafariで「“このWebサイトは安全ではありません”という警告が出てアクセスできない」というトラブルを解決した事例をご紹介します。

お客様のご相談内容

50代の男性のお客様が、普段よく使っている情報サイトにアクセスできずご来店されました。
「Safariで開こうとすると“このWebサイトは安全ではありません”って出て、何もできなくなっちゃうんです。これってウイルスですか?」
とのこと。
このような警告は、セキュリティ証明書の問題・DNSの不整合・ブラウザキャッシュの影響などが原因であることが多く、順に確認して対応しました。

事例054

解決までの流れ

  1. 別ブラウザで同じサイトにアクセス Safari以外(Chromeなど)で同じURLにアクセスしても警告が表示。
    → サイト自体の証明書に問題がある可能性が濃厚。
  2. 対象サイトのSSL証明書の有効期限を確認 URLバーの鍵マークを長押し→「証明書を表示」で確認。
    → 有効期限切れであることを確認。
    → サイト運営者側の問題と判断。
  3. セキュリティ設定の見直し(念のため) 「設定」→「Safari」→「詐欺Webサイトの警告」がオンになっているか確認。
    → オンのままでOK。
  4. DNS設定の確認と変更 「設定」→「Wi-Fi」→ 使用中のネットワーク →「DNSを構成」→ 手動 → GoogleのDNS(8.8.8.8 / 8.8.4.4)に変更。
    → DNSのキャッシュ問題を回避するため一時的に変更。
  5. ブラウザのキャッシュ・履歴の削除 「設定」→「Safari」→「履歴とWebサイトデータを消去」実施。
    → 一時ファイルの不整合による影響を排除。
  6. ユーザーへ説明と対応策の提案 サイトが自動更新されるまで待つことを提案。
    → どうしても内容を見たい場合は、他の信用できるサイトやブラウザ経由の「無視して開く」手順もご説明(ただし自己責任で)。

お客様の反応

「安全じゃないって出ると不安になりますが、ちゃんと原因が分かると安心ですね。教えてもらったDNSの話も勉強になりました!」
と、ご納得いただけました。

まとめ

iPhoneの“このWebサイトは安全ではありません”と表示されるときは、以下の対策を試してみましょう。

  • 複数のブラウザで症状を比較
  • SSL証明書の有効期限を確認
  • Safariのセキュリティ設定を見直す
  • DNS設定をGoogleなどに一時的に切り替えてみる
  • キャッシュ・履歴の削除を試す
  • サイト運営者側の問題である可能性を考慮

「安全ではありません」と表示されると焦ってしまいがちですが、冷静に確認すればほとんどは証明書や設定の問題です。
当教室では、こうしたインターネット閲覧トラブルにも丁寧に対応しています。表示が不安な時も、ぜひ一度ご相談ください!

店長

また次回も実際のサポート事例をご紹介していきますので、お楽しみに♪