「ブラウザから突然“セキュリティ警告”が出て何もできない!」を解決しました

こんにちは!デジタルライフサポート西川口の店長です。
当教室では、スマホやパソコンのお困りごとをピンポイントでサポートしています。今回は、「インターネットを見ていたら突然“セキュリティ警告”が表示され、操作できなくなった!」というトラブルを解決した事例をご紹介します。
お客様のご相談内容
ある日、50代の女性のお客様がご不安そうにパソコンをお持ち込みになりました。
「急に画面いっぱいに“ウイルスに感染しました。すぐにサポートに連絡を”っていう警告が出て、何もできなくなってしまって…怖くてパソコンの電源も切れませんでした。」
とのこと。
このような“偽セキュリティ警告”は、詐欺的なポップアップが原因で、慌てて連絡したり情報を入力してしまうと被害に繋がることがあります。

解決までの流れ
- タスクマネージャーでブラウザを強制終了 通常の×ボタンでは閉じられなかったため、Ctrl+Shift+Escでタスクマネージャーを起動。
→ ブラウザ(Google Chrome)を選択して「タスクの終了」で強制終了。 - キャッシュと履歴を削除して再発防止 ブラウザ再起動後、「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「閲覧履歴データの削除」からキャッシュ・Cookieをすべてクリア。
→ 特定サイトのデータに悪質なスクリプトが残っている可能性があるため。 - スタートアップ時のタブ復元を無効化 Chrome設定の「起動時」→「新しいタブページを開く」に変更。
→ 起動と同時に再び偽警告が表示されるのを防止。 - セキュリティソフトでスキャン実行 インストール済のセキュリティソフトでフルスキャンを実施。
→ 危険な拡張機能は検出されず、システムに感染は見られないことを確認。 - 不要な拡張機能の確認と削除 Chromeの「拡張機能」から、見慣れないアドオンが有効化されていないか確認。
→ 不要なツールバーが1つ追加されていたため、削除。 - 偽警告の見分け方と対処方法をご案内 本物の警告は「ウイルスバスター」「Windows Defender」など正規ソフト名が表示される。
→ “電話番号が表示される”“全画面で操作不能になる”タイプは偽物。
→ 絶対に電話をかけたり、ID・パスワードを入力しないようアドバイス。
お客様の反応
「本当にウイルスに感染したと思ってパニックになりました…。電話をかけなくてよかったです。今後は落ち着いて対処できそうです!」
と、安心されたご様子でした。
まとめ
ブラウザから突然“セキュリティ警告”が出て何もできないときは、以下の対策を試してみましょう。
- ブラウザをタスクマネージャーから強制終了する
- 履歴・キャッシュ・Cookieを削除
- 起動時の自動復元タブを無効に
- セキュリティソフトでフルスキャン
- 見覚えのない拡張機能やツールバーを削除
- 本物と偽物のセキュリティ警告の違いを理解する
突然のセキュリティ警告は焦ってしまいますが、落ち着いて対処すれば被害を未然に防ぐことができます。
当教室では、こうしたセキュリティトラブルも丁寧にサポートしています。「これって詐欺かも…?」と感じたときは、すぐにご相談ください!

また次回も実際のサポート事例をご紹介していきますので、お楽しみに♪