「Wi-Fiは繋がってるのに“インターネットなし”と出る!」を解決しました

こんにちは!デジタルライフサポート西川口の店長です。
当教室では、スマホやパソコンのお困りごとをピンポイントでサポートしています。今回は、「Wi-Fiには確かに繋がっているのに“インターネットなし”と表示され、Webページが開けない」というトラブルを解決した事例をご紹介します。
お客様のご相談内容
ある日、在宅ワーク中の30代の男性のお客様がご来店されました。
「Wi-Fiマークは出ていて接続もされています。でも“インターネットなし”と表示されて、全然ネットが使えないんです。ルーターも再起動したけど変わらなくて…」
とのこと。
このようなケースでは、物理的な接続よりも、ネットワーク設定やルーターの状態が関係していることが多いです。

解決までの流れ
- ネットワーク状態とIPアドレスを確認 コマンドプロンプトで ipconfig を実行。
 → IPアドレスが 169.254.x.x(APIPA)となっていた。
 → DHCPで正しくIPが取得できていない状態。。
 → ルーターまたはパソコン側のDHCP設定に問題がある可能性。
- Wi-Fiアダプターの無効→有効化で再認識 「ネットワーク接続」からWi-Fiアダプターをいったん無効にしてから再度有効化。。
 → 再度IPアドレスを取得、今度は 192.168.x.x に。
- DNS設定の見直し 一部のサイトが開けない状態が続いていたため、DNSをGoogle Public DNS(8.8.8.8/8.8.4.4)に変更。。
 → DNSキャッシュをクリア:ipconfig /flushdns
- ルーターのステータス確認と再起動 ルーターの管理画面にアクセス(192.168.0.1 など)。。
 → WAN側のステータスが「未接続」だったため、プロバイダ側の認証が切れていた可能性。。
 → 再接続を実施。。
 → PPPoE設定が古い情報のままになっていた。
 → 正しいID/パスワードを再入力し、接続回復。
- Windowsのネットワーク診断ツールも活用 「トラブルシューティング」→「インターネット接続」から自動修復を実行。。
 → DNS解決とゲートウェイへのアクセス修復が成功。
お客様の反応
「Wi-Fiマークが出てるから、てっきりインターネットも繋がってると思ってました。プロバイダ側の再認証とか全く思いつかなかったです…!」
と、驚きと安堵のご様子でした。
まとめ
Wi-Fiは繋がってるのに“インターネットなし”と出るときは、以下の対策を試してみましょう。
- IPアドレスが 169.254.x.x になっていないか確認(DHCP未取得)
- Wi-Fiアダプターを無効→有効にして再接続
- DNSをGoogle Public DNSに変更し、キャッシュもクリア
- ルーターのWAN側ステータスとPPPoE認証を確認
- Windowsの診断ツールでトラブルシューティング
Wi-Fiマークが表示されていても、実際のインターネット接続には複数の要素が関係しています。原因を切り分けることがスムーズな復旧のカギです。
当教室では、ネットワークに関するトラブルもわかりやすくご案内しています。「原因が見えない通信トラブル」でお困りの方も、お気軽にご相談ください!

また次回も実際のサポート事例をご紹介していきますので、お楽しみに♪


