iPhoneの「“ストレージがいっぱい”の警告が消えない!」を解決しました

こんにちは!デジタルライフサポート西川口の店長です。
当教室では、スマホやパソコンのお困りごとをピンポイントでサポートしています。今回は、iPhoneで「ストレージの空き容量が足りないと表示され、不要なものを消しても警告が消えない」というトラブルを解決した事例をご紹介します。
お客様のご相談内容
ある日、60代の女性のお客様が、写真やLINEをよく使っているiPhoneをお持ち込みに。
「“iPhoneストレージがいっぱいです”って出たから写真を何百枚も削除したんですが、まだずっと警告が出たままで…。何を消せばいいか分からなくて不安です。」
とのこと。
このようなケースでは、見た目以上に“見えないデータ”がストレージを圧迫していることが多く、深掘りして確認する必要があります。

解決までの流れ
- ストレージ使用状況をチェック 「設定」→「一般」→「iPhoneストレージ」を開き、使用内訳を確認。
→ "システムデータ"や"その他"が多くを占めており、写真やアプリ以上に圧迫要因になっていた。 - 写真の最適化が有効かを確認 「設定」→「写真」→「iPhoneのストレージを最適化」がオフになっていた。
→ オンに切り替えることで、iCloudに保存済みのフルサイズ写真をクラウドのみにし、空き容量を確保。 - SafariのWebサイトデータを削除 「設定」→「Safari」→「履歴とWebサイトデータを消去」を実行。
→ 数百MBが一気に解放。 - メッセージの保存期間を短縮 「設定」→「メッセージ」→「メッセージの保持」→「30日」に変更。
→ 古い添付ファイルを自動削除するように。 - LINEのキャッシュ削除 「LINE」アプリ内の「設定」→「トーク」→「データの削除」から画像・ボイス・ファイルのキャッシュを削除。
→ 約2GBの空き容量が確保できた。 - 不要なアプリを「Appを取り除く」で軽量化 使っていないがデータは残しておきたいアプリを「Appを取り除く」で一時削除。
→ アプリ自体は消えても、再インストール時にデータは復元される。
お客様の反応
「写真もアプリも消したのにどうして?って悩んでましたが、“見えないデータ”がこんなにあるとは驚きです。警告も出なくなってホッとしました。」
と、安心されたご様子でした。
まとめ
iPhoneの“ストレージがいっぱい”の警告が消えないときは、以下の対策を試してみましょう。
- 「iPhoneストレージ」の内訳で"その他"や"システムデータ"をチェック
- 写真は「iPhoneのストレージを最適化」を有効に
- SafariやLINEのキャッシュを定期的に削除
- メッセージ保存期間を短縮して添付データを整理
- 使っていないアプリは「Appを取り除く」で軽量化
iPhoneのストレージ警告は、目に見えないデータの蓄積が原因になっていることも多いです。定期的な見直しで、快適な使用を保つことができます。
当教室では、こうしたメンテナンスやトラブル対処も丁寧にサポートしています。「消してるのに空かない!」というお悩みも、ぜひお気軽にご相談ください。

また次回も実際のサポート事例をご紹介していきますので、お楽しみに♪