パソコンの「CPU使用率が常に高い!」を解決しました

店長

こんにちは!デジタルライフサポート西川口の店長です。
当教室では、スマホやパソコンのお困りごとをピンポイントでサポートしています。今回は、少し内容として「パソコンのCPU使用率が常に高く、動作が重い!」というトラブルを解決したエピソードをご紹介します。

お客様のご相談内容

ある日、50代の男性のお客様がご来店されました。
「最近、パソコンの動作が異常に重くなってきて、タスクマネージャーを開いたらCPU使用率が100%になっていました。再起動しても改善しません…。」
とのこと。
CPU使用率が高いと、パソコン全体の動作が遅くなり、作業効率が大幅に落ちてしまいます。早速、原因を調査しました。

事例021

解決までの流れ

  1. タスクマネージャーで負荷の高いプロセスを特定 「Ctrl + Shift + Esc」でタスクマネージャーを開き、「プロセス」タブからCPU使用率の高いプロセスを確認。
    →「Windows Update」と「Antimalware Service Executable(Windows Defender)」がCPUを大量に消費していた。
  2. Windows Updateの影響を確認 Windows Updateの適用中はCPU使用率が高くなることがあるため、
    →「設定」→「Windows Update」を確認。
    → 長時間適用中になっていたため、手動で更新を適用し、パソコンを再起動。
  3. Windows Defenderのリアルタイム保護を一時的に無効化 「設定」→「更新とセキュリティ」→「Windows セキュリティ」→「ウイルスと脅威の防止」
    →「リアルタイム保護」をオフに設定(後で再度オンにする)。
    → CPU使用率が大幅に低下。
  4. 不要なバックグラウンドアプリを停止 「設定」→「プライバシー」→「バックグラウンドアプリ」を開き、不要なアプリのバックグラウンド動作を停止。
    → これにより、メモリとCPUの負荷が軽減。
  5. スタートアッププログラムの見直し 「タスクマネージャー」→「スタートアップ」タブを開き、不要なプログラムを無効化。
    → 常時動作していたクラウド同期アプリや不要なソフトを無効に。
  6. システムのクリーンブートを実施 「msconfig」を開き、「サービス」タブで「Microsoftのサービスを隠す」を選択。
    → 不要なサービスを無効化し、クリーンブートを実施。
    → 起動時の負荷が軽減し、動作が快適に。
  7. CPU温度の確認(サーマルスロットリングの疑い) 「HWMonitor」を使用し、CPU温度をチェック。
    → 90℃近くまで上昇していたため、ファンの清掃と冷却対策を提案。


お客様の反応

「CPU使用率が100%だったのに、今は20%以下になっていて驚きました!やはり不要なプロセスが多かったんですね。」
と、喜んでいただけました。

まとめ

パソコンのCPU使用率が高いときは、以下の対策を試してみましょう。

  • タスクマネージャーで負荷の高いプロセスを特定
  • Windows Updateの影響を確認し、更新を適用
  • Windows Defenderのリアルタイム保護を一時的に無効化(その後オンに戻す)
  • バックグラウンドアプリの動作を制限
  • スタートアッププログラムを整理
  • クリーンブートを実施
  • CPU温度をチェックし、冷却対策を行う

これらの方法で、CPU負荷が高くなりすぎる問題が解決することが多いです。
当教室では、スマホやパソコンのお悩みをピンポイントで解決しています。「こんなこと聞いてもいいのかな?」というお悩みも、お気軽にご相談ください!

店長

また次回も実際のサポート事例をご紹介していきますので、お楽しみに♪