Excelの「計算式が正しく動作しない!」を解決しました

こんにちは!デジタルライフサポート西川口の店長です。
当教室では、スマホやパソコンのお困りごとをピンポイントでサポートしています。今回は、Excelの「計算式が正しく動作しない!」というトラブルを解決したエピソードをご紹介します。
お客様のご相談内容
ある日、40代の女性のお客様がご来店されました。
「Excelで計算式を入力したのに、なぜか正しい計算結果が表示されません。間違っているとは思えないのですが…。」
とのこと。
Excelで計算式が正しく動作しないと、データ分析や管理に大きな影響を及ぼします。早速、原因を調査しました。

解決までの流れ
- セルの表示形式を確認 計算結果が表示されず、数式がそのままセルに表示される場合、「セルの書式設定」が「文字列」になっている可能性がある。
→「セルの書式設定」→「標準」または「数値」に変更し、再入力。
→ 正しく計算されるようになった! - 手動計算モードが有効になっていないか確認 「数式」→「計算方法の設定」で「手動」になっていたため、「自動」に変更。
→ F9キーを押して手動再計算を実行。
→ これで計算式が正常に動作。 - 不要なスペースや特殊文字を削除 「=SUM(A1:A10)」が正しく動作しない場合、A列のデータに不要なスペースや非表示の特殊文字が含まれている可能性あり。
→「CLEAN関数」や「TRIM関数」を使用してデータをクリーニング。
→ 計算が正常に! - 参照セルの範囲を確認 絶対参照($A$1)、相対参照(A1)、複合参照($A1 or A$1)が誤って設定されていると、意図した計算が行われないことがある。
→ 必要に応じて、$マークを適切に変更。
→ 正しい計算結果が表示。 - エラー表示の原因を特定 「#DIV/0!」→ 0で割り算しようとしている。
→「#VALUE!」→ 数値ではないデータが含まれている。
→「#NAME?」→ 間違った関数名が入力されている。
→「IFERROR関数」でエラー処理を追加し、計算を安定化。
お客様の反応
「ただの入力ミスかと思っていましたが、こんなにいろいろな原因があるんですね!今後は注意して使ってみます。」
と、安心されたご様子でした。
まとめ
Excelの計算式が正しく動作しないときは、以下のポイントをチェックしてみましょう。
- セルの書式設定を「標準」または「数値」に変更
- 計算モードが「自動」になっているか確認
- データに不要なスペースや特殊文字が含まれていないかチェック
- 参照セルの範囲($マーク)を正しく設定
- エラー表示の原因を特定し、「IFERROR関数」などで処理
これらの方法で、多くのExcelの計算トラブルが解決できます。
当教室では、スマホやパソコンのお悩みをピンポイントで解決しています。「こんなこと聞いてもいいのかな?」というお悩みも、お気軽にご相談ください!

また次回も実際のサポート事例をご紹介していきますので、お楽しみに♪