パソコンの「メモリ使用率が高すぎる!」を解決しました

こんにちは!デジタルライフサポート西川口の店長です。
当教室では、スマホやパソコンのお困りごとをピンポイントでサポートしています。今回は、少し内容として「パソコンのメモリ(RAM)使用率が常に高く、動作が重い!」というトラブルを解決したエピソードをご紹介します。
お客様のご相談内容
ある日、40代の女性のお客様がご来店されました。
「最近、パソコンの動作がすごく重くなっていて、タスクマネージャーを見たらメモリ使用率が90%を超えていました。ソフトをいくつか閉じてもあまり変わらなくて…。」
とのこと。
メモリ使用率が高いと、アプリが頻繁にフリーズしたり、動作が遅くなったりするため、作業効率が大きく低下してしまいます。早速、原因を調査しました。

解決までの流れ
- タスクマネージャーでメモリ使用状況を確認 「Ctrl + Shift + Esc」でタスクマネージャーを開き、「プロセス」タブからメモリを大量に消費しているアプリを特定。
→ ChromeやAdobe系ソフトが多くのメモリを消費していた。 - 不要なバックグラウンドアプリを終了 タスクマネージャーで「バックグラウンドプロセス」に不要なアプリが多数起動していたため、「タスクの終了」で停止。
- ブラウザのタブと拡張機能を整理 ChromeやEdgeで開いていたタブを確認。
→ 20以上のタブが開かれていたため、タブを整理し、メモリ消費を抑える。
→ さらに、不要な拡張機能を無効化。 - 仮想メモリ(ページファイル)の設定を調整 「設定」→「システム」→「詳細設定」→「パフォーマンス設定」→「仮想メモリ」
→ 自動管理をオフにし、推奨サイズの1.5倍の値(例:8GBのRAMなら12GB)を手動で設定。 - Windowsの「軽量化設定」を適用 「視覚効果」の設定を「パフォーマンス優先」に変更。
→「設定」→「プライバシー」→「バックグラウンドアプリ」から不要なアプリをオフに。 - スタートアッププログラムの見直し 「タスクマネージャー」→「スタートアップ」タブを開き、不要なアプリの自動起動を無効化。
- メモリ増設の提案 お客様のパソコンはメモリ8GBだったため、16GBへの増設を提案。
→ メモリ増設のメリットを説明し、今後の対策としてご案内。
お客様の反応
「タブを開きすぎるとメモリをたくさん使うんですね…!仮想メモリの調整でかなり快適になりましたし、メモリ増設も検討してみます。」
と、喜んでいただけました。
まとめ
パソコンのメモリ使用率が高いときは、以下の対策を試してみましょう。
- タスクマネージャーでメモリを消費しているアプリを特定
- 不要なバックグラウンドプロセスを終了
- ブラウザのタブや拡張機能を整理
- 仮想メモリ(ページファイル)の設定を調整
- Windowsの視覚効果を「パフォーマンス優先」に変更
- スタートアッププログラムを整理
- 必要に応じてメモリ増設を検討
これらの方法で、多くのメモリ不足による動作遅延が解決できます。
当教室では、スマホやパソコンのお悩みをピンポイントで解決しています。「こんなこと聞いてもいいのかな?」というお悩みも、お気軽にご相談ください!

また次回も実際のサポート事例をご紹介していきますので、お楽しみに♪